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「地の時代」から「風の時代」という、寿命80年の人類にとっては一生に1度となるパラダイムシフトが起こっています。
占星術に普段が興味がない人でも、ジャンルを媒体を問わず「風の時代」と連呼されているのを見たことがあるはず。
この記事は、「占星術って当たるの?」「他の時代はどんな時代なの?」といった疑問を持っている人に向けた記事です。
ハッキリ言って、占星術のスゴさは歴史が証明しています。そして、地球規模で抗えない力が働きます。気になる人は続きをどうぞ。
目次
「風の時代」は占星術界隈から発信されている!
「●の時代」は占星術用語!
まず、「風の時代」とは占星術で使われる言葉ということをお話しておきましょう。
占星術とは何なのか?「●の時代」とはどういった仕組みで区切られる時代なのか、説明いたします。
専門用語が多いので気になる人は読んでみてください。ざっくりでいいよという人は次の章へ!
占星術は、ホロスコープという太陽系の惑星や星座の位置や動きを表した図から、社会情勢の予測や個人の性格や仕事、生き方などを占うものです。
これからの時代は「風の時代」と言われていますが、他にも「地の時代」「火の時代」「水の時代」があり、それぞれの約200数十年ごとに時代を交代で循環しています。「風・地・火・水」は「エレメント(元素)」と呼ばれ、宇宙を構成しているものだと考えられています。
風の時代が始まったのは、2020年12月22日の水瓶座グレートコンジャンクションからです。「グレートコンジャンクション」とは、木星と土星が重なることです。このグレートコンジャンクションは、約20年に1度起きます。
今回の風の時代の始まりは、水瓶座(風のエレメントの星座)の位置で起こり、水瓶座グレートコンジャンクションと呼ばれています。
占星術の世界では、木星は「拡散してくれる星・幸運を呼び込む星」、土星は「いらないものを捨てる星・試練を与える星」とされていて、グレートコンジャンクションでは、この相反する効果の星が重なるエネルギーで、人類が進化や発展ができるとされています。
「風の時代」に突入することで、「地の時代」で当たり前・良いとされてきたことが一気に変化する「パラダイムシフト」が起こるのです。世界中の常識や価値観に変化が訪れてしまい、古い慣習や方法に拘っていると生きづらい世の中になってしまいます。
時代の変化に合わせた生き方をすると幸運がもたらされ、理想の暮らしや人生にできると言われています。
「風の時代」については、keikoさんやゲッターズ飯田さんも語っていますので、目にしたことがあるという人も多いハズ。また、ライフスタイルのやビジネス界隈でも取り上げられることが増えてきいますので、普段占いや占星術に興味がない人でも「風の時代」がやってくるということはご存知なのではないでしょうか。
エレメントの変化は絶大!歴史も証明している!
前述の通り、エレメントは「水→火→地→風→水→」と交代しながら循環しています。
それぞれのエレメントの時代に何が起きていたのでしょうか?
歴史の出来事とホロスコープのメッセージの強いリンクを感じていただけると思います。
「水の時代」:大航海時代!
直近の「水の時代」始まりは1425年。
水の時代はまるっと、ポルトガルやスペインによる大航海時代・宗教改革でした!
水の時代の大きな特徴は「融合」。水のように全てが混ざり合い、ひと所に留まらないイメージです。
大航海時代は、新たな新天地を求めたヨーロッパ勢が海(水)を渡って新大陸へ進出していきましたね。ヨーロッパ諸国が各地を植民地化し、民族と文化が世界中で入り混じりました。
また、宗教改革では免罪符に異議を唱えたルターの考え方がヨーロッパ中に広まり、宗教戦争を巻き起こしました。水の時代のキーワードでもある「破壊と再構築」がまさに何度も勃発した宗教戦争で表現されていましたね。
文化・芸術面では、「黒死病(ペスト)」の影響で、ルネサンスは魔術的で非科学的な方向へと進んでいきました。
(ルネサンスの意味はフランス語で「再生」「復活」、19世紀に命名されたので当時からルネサンスと呼ばれてはいなかったですが、水の時代のキーワードですね!)
錬金術も、賢者の石をつくることを目標に、黒死病に打ち勝つための不老不死や万能の霊薬などを求める時代になっていましたね。
また、水は「全てを混ぜてしまう」という特徴があることから、異質な者同士がぶつかり合い、戦争が多く起きた時代でもあります。
上記の時代背景と「水の時代」の特徴が、ぴったりとハマっていることに驚きです。水の時代の特徴を表したキーワードはこちらの通りです!
感情的 感受性 心 共感 融合 記憶 同調 破壊と再生 精神 癒やし 思いやり 守る 育てる 絆 統合 流れ 変化 ミステリアス 魔術 全てが混ざり合う
「火の時代」:燃え盛る芸術!
直近の「火の時代」は1663年から始まります。
創造・表現・直感を司る「火の時代」は、ヨーロッパで偉大な音楽家を生み出しています。
その代表的な音楽家は、バッハ・ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンなどです。彼らの代表的な曲を思い浮かべてみると、このあと見ていただく「火の時代」の特徴を表したキーワードにマッチした情熱的で華やかなイメージですよね。
その他、芸術関連で「火の時代」を見てみると、荘厳でダイナミックなバロック様式や、バロックの延長にありながら華やかと繊細さのあるロココ様式が熱狂的な人気となっていました。
日本では、「火の時代」まるごと江戸幕府が開かれていました。日本の文化・芸術においても歌舞伎が発展を見せ、浮世絵というジャンルが成立して美人画や役者絵が楽しまれました。創造や表現の「火の時代」らしい歴史ですね。
また、日本の有名な火山での大噴火も記録されています。富士山(宝永大噴火)・桜島(安永大噴火)・浅間山(天明大噴火)などは、多くの犠牲者を出しました。そして、世界中の火山噴火の歴史を辿ってみても、この「火の時代」での大噴火は特別多かったようです。
「火の時代」の特徴を表したキーワードがこちらです。芸術家にとっては、良い時代だったと思います。
生命力 向上 行動力 創造性 積極的 楽観的 哲学的 直感的 表現 情熱 興奮 熱意 勇気 華やか 理想を開拓 獲得 拡大 炎 正義 戦い 競争 個人主義 自己主張 支配力 勝敗 活動的 忍耐力が弱い
「地の時代」:産業革命から始まる物質主義
ここ最近まで続いていた「地の時代」の始まりは1842年です。
地の時代を「物質・所有」を象徴する出来事は18世紀半ばから始まる「産業革命」です。イギリスから始まった産業革命はまたたく間に広がり、物質主義、大量消費大量生産の風潮が広がりました。一般市民の暮らしも豊かになり、所有=裕福の観念が構築されていきます。
また、地の時代の特徴の「安定」「ステータス」は個人のキャリアアップや人生の目標についても影響を与えています。「良い大学を出て一流企業へ就職する」「安定の公務員になる」「夢のマイホームを持つ」など、価値観が大多数の人々に根ざしていたことも共感していただけると思います。
日本では、江戸幕府が終焉を迎え、明治時代に入ります。鎖国が終わり、外国との戦争や交流が深まっていきましたね。領土拡大や経済拡大、軍備強化のために世界中で大きな戦争が行われたのもこの「地の時代」です。
こちらが「地の時代」の特徴を表したキーワードです。この前まで「地の時代」でしたから、キーワードと現実世界のイメージが繋がりやすいと思います。
縦社会 物質主義 お金 土地 所有 ヒエラルキー マウンティング ステータス 肩書き 努力 上昇志向 組織 集団 常識(既成概念) 境界線 安定 蓄積 信頼 堅実 目に見える価値(物質)豪華 多数派 伝統 文化
前回の「風の時代」:鎌倉時代から始まる知識と情報の交流
さぁ、いよいよ「風の時代」について解説いたします。前回の「風の時代」は1186年から始まります。
歴史から学び、未来に備えるという賢い人には、しっかり読んでみていただきたいと思います。
まずは日本のお話から。この1186年の「風の時代」が始まる前のエレメント、つまり「地の時代」では、日本は平安時代でした。やはり縦社会やヒエラルキー、所有の価値観がしっかりと根ざしていて、貴族に土地や財産が集中していた時代でした。
そして風の時代が訪れるや、鎌倉時代となり、全国の武士も力を持ちはじめ、集中していた土地や財産も分散していきました。そういった背景の中、これまで貴族の嗜みとされてきた仏教(宗教)や芸術・学問も武士や庶民へと広がっていきました。
そして、定期的な市が開かれて、地方間の交流も盛んになっていったと言われています。風の時代の特徴でもある「個人」「仲間」「チームワーク」がうまく働いたのがこの市ですね。
縦社会が崩壊し、地方の交流や力をつけてきた武士たちの横のつながりが芽生えました。そして、上層部でのみ活用されてきた情報や知識が国中に広まりましたね。こういった象徴的な現象からも「風の時代」を感じていただけたと思います。
風の時代の特徴をキーワードにしたものがこちら。
情報 知識 体験 学習 個人 ボーダレス 仲間 協力 IT ネットワーク フレキシブルな考え方 多様性 流動的 循環 交流 コミュニケーション 喜び 楽しさ 横のつながり シェアする 独立 改革 自由 目に見えないもの・形のないものに価値がある スピーディー 宇宙
今回の「風の時代」はどうなる?見え始めた兆し
2020年12月から始まった「風の時代」。
すでに宇宙の星たちがもらたらす「風の時代」の影響を世界中が受け始めています。
風の時代の240年が始まって間もないですが、すでに現れ始めているものとしては、「サブスク」「電子マネー」「仮想通貨」などが物質的に所有しない時代の先駆けとなっていますね。
VR技術の進歩やYOUTUBEの充実で、自宅にいながらいろいろな体験ができるようになりました。「IT」「体験」も風の時代の特筆すべき特徴です。形のないものに価値が求められるのも風の時代の特徴ですから、今後、科学の進歩なのか画期的なアイデアなのかわかりませんが、素晴らしく感情を動かしてくれるコンテンツが現れそうですね!
ノマドや副業やYOUTUBERで、会社に属することなく自由に自分らしさを価値に変えて暮らしている人も増えてきたのも風の時代の影響を強く受けています。
この前まで「地の時代」ではありましたが、予行演習的に1981年から2001年の20年間は「風の星座」の位置でグレートコンジャンクションが置きました。この時期に登場したのがインターネットでした。(どの時代も最後の方に予行演習的に次の時代の星座に木星と土星が入ります)
今回の風の時代の要になるのは間違いなくインターネットであることは、占星術に精通していなくても感じていることだと思います。
「●の時代」に良い悪いはない!
「地の時代」から「風の時代」に移り変わることが良いことのように聞こえている人もいるかと思いますが、各エレメントの時代に良い悪いはありません。
前述の通り、グレートコンジャンクションといって、木星と土星という相反するエネルギーの星が重なることで、地球が繁栄していくからです。
どの時代に生きるとしても、星がもたらす特徴をうまく自分の暮らしや仕事に取り入れて、宇宙と調和しながら生きていきましょうね、というのが占星術です。
そして、エレメントは「火・水・風・地」の4つある先程お話いたしましたが、それぞれに相性があります。
占星術の世界では、「火と風」「地と水」の相性は良いとされています。火を燃え上がらせるのは風で、風も火のちからで上昇気流となります。水が地に降ることで濾過されて水が磨かれていき、地も水が降ることで植物が育ち、川や海になり、土地が豊かになります。
この2グループの分け方を見ると、風と地は別グループですので、性質が大きく異なっていることがおわかりいただけるかと思います。
地から風へ時代の大きな転換期ではありますので、今まで力をうまく発揮できなかった人に良い時代になったりしますが、地の要素が完全になくなることはありません。
エレメントが4つあることで宇宙・世界が出来ています。1つでも欠けてしまうと世界は崩壊してしまうのです。
歴史から学び、先手を打ちましょう!
歴史から見る占星術のスゴさを感じていただけましたでしょうか?
風の時代は始まったばかりです。先行者優位というメリットもありますので、新たなビジネスや転職、芸術的な活動などピンときたら即行動してくださいね。
これまでの歴史でも各時代の証明となるような出来事が起こっています。
エレメントがもたらす時代の特徴を読み、自分の人生とリンクするキーワードにフォーカスしてくださいね。どうやって暮らして、どうやって富を得ていくのか、ひらめきやヒントになるはずです。
あなたの風の時代がより豊かになりますように。