作り話で完結?未来人ジョンタイターの裏にある重要なメッセージとは?

ジョンタイター、IBM5100

未来人ジョンタイターについては、かれこれ様々な憶測が飛び交っています。

これまでで初の本物のタイムトラベラーであるとか、ラリーハーバー兄弟たちによる創作であるとか、ジョンタイターは2人いた、とか…。

この記事では、未来人ジョンタイターの裏側にある本当に伝えたかったメッセージ、と言われている考察についてまとめています!

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「未来人ジョンタイター」が現代人に伝えたかったことは「警告」?

この裏側のメッセージを解釈していく上では、「未来人」が大きな危険について警鐘を鳴らし、現代人がそれを受け取ることで意味を見出します。

「未来人ジョンタイター」が現代人に警告したことは、何だったでしょうか?戦争が活発になり、世界の基盤が崩れました。そして、中国が世界に台頭していく様子がいくつか書かれていましたね。

2036年ジョンタイターの世界

アメリカの都市部と地方部で内戦がある

2015年、ロシアとの核戦争のため30億人が亡くなる

食料と家畜はコミュニティ内で生産して消費されている

大量生産するような工場はなくなった、物流はかつてのように盛んではない

発電は局所的で太陽光発電も重要になっている

台湾、日本、韓国は中国に強制的に併合される

中国がヨーロッパを侵攻していく

中国がオーストラリアを攻めるが、オーストラリアが撃退するも半壊状態

環境の問題で(核戦争のため?)子供を作ることは困難

上記の2036年までに起きた内容のほとんどが、戦争に関するものでした。そして、世界でも経済や戦力で優位に立っていた先進国や地域が戦争に敗れて、新たな管理体制が敷かれ始めているところですね。

そして、ジョンタイターは2000年問題(Y2K)、2038年問題により、コンピュータに繋がるシステムが使用できなくなると警告しています。また、この世界線で2000年問題が深刻ではなかったことをとても不思議がっていました。

ジョンタイターの暮らす2036年はまさに破壊と再生の「破壊」の真っ只中であることが見て取れます。その世界が破壊されていく中で、市民が命や暮らしをどうにかつないでいくための警告をしていた、と捉えている人も少なくありません。

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ジョンタイターが残した10の戒め

来たる2036年に備えて、ジョンタイターが市民の心に刻んでほしい10の戒めを投稿していました!

食糧難や飲料水の確保、医療施設が不足することが想定されているようです。また、日頃から運動や射撃訓練はしておくようにと。

1:自分と同じ種族の死体が混ざった飼料を食べた家畜を食べないこと
2:軽々しく他人と性交渉しないこと
3:飲料水の精製方法を覚えておくこと
4:銃が扱えるように訓練しておくこと
5:救急箱を用意しておくこと
6:いざというときに信頼できる人を100マイル(約160km)以内に5人は見つけておくこと
7:合衆国憲法の条文をよく読んでおくこと
8:自転車と予備のタイヤチューブを2セット購入して、週に20kmは自転車に乗ること
9:飽食は控えて、少食に慣れておくこと
10:もし10分以内に家から永久に離れる場合に何を持っていくのか考えておくこと

引用元:「Voyager」イタリア国営放送RAI

小さなコミュニティで暮らしていくことが2036年では日常になっているそうです。

北斗の拳よろしく、悪党やバンディットたちの略奪などもあるのでしょうか。射撃の訓練なんて穏やかな日常ではないことは確かなようですね。

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なぜ「未来人ジョンタイター」が作られたのか?

ジョンタイターが本物ではないとする説が多数であることを前提に、なぜ創作されたのか?について焦点を当てて考察して行きたいと思います。

ちなみに当ブログでは、ジョンタイターが創作であると言われている根拠についてもまとめていますので、こちらも読んでみてください。

未来人ジョンタイターは作り話?嘘?黒幕や創作の真相を暴く!

高学歴エリートのお遊び?

都市伝説や陰謀論が好きな人には、高学歴な方が多いといわれています。

高学歴の兄弟・親子の知恵を集結させれば、都市伝説界隈を騒然とさせるストーリーが作れるかもしれない!

2000年前後といえば、まだまだインターネット黎明期で発信した者勝ち、消費に対して供給が追いついていない時代です。経営的な視点も持ったこの兄弟たちがインターネットのこれからの伸び代を見落とすわけがありません。

自分たちの作ったお話をインターネットに真実味を帯びさせて投稿することで、都市伝説ファンをくすぐるという楽しみの延長だったのかも。

映画化を狙った儲け話?

SF映画の設定として、おそらく名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よりも説得力のあるタイムマシンや未来の設定でしたよね。

そして新たなタイムトラベルものとして、ハリウッドで映画制作されれば、どれだけのお金がジョンタイター財団にもたらされるでしょうか?そして、ここまで地球規模に賑わせた「未来人ジョンタイター」ですから、広告の必要がないほどに認知されていますね!世界中でのヒットも約束されたようなものです。

結果的にハリウッドは映画を制作しませんでしたが、高学歴エリートたちがハリウッド・ドリームを夢見た過程がこの騒動だったのでしょうか?

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「NEW WORLD ORDER(新世界秩序)」を一般人に知らせるため?

陰謀論的になってしまいますが、予言していた内容をもう一度思い出してほしいです。

アメリカの都市部と地方部での対立と分裂、ロシアとアメリカ地方部の同盟、中国の宇宙進出とアジア占領、飲料水の確保が困難、貿易や物流の衰退…

挙げればキリがないですね。2036年では、世界のこれまでの体制が崩壊して、新たな人物・組織が統治していく未来が語られていました。

「NEW WORLD ORDER」(新世界秩序)とは、力を持ったエリートのアングロサクソン人(説明が長くなるので英米の白人とイメージしていただければ)が世界をリセットし、集権し、新たな支配がもたらされるという計画です。

これを阻止するためのイメージを世界中の多数派となる市民に、アメリカの都市部(アングロサクソン人と想定して?)に戦争で打ち勝ったというイメージを刷り込むための作り話なのではないか?というかなり壮大な裏話の想像もあります。

ジョンタイターは市民軍の兵士としてアメリカ都市部との戦場に立っていたという件がありましたね。大きな権力に対して、抵抗していたヒーローが一市民から誕生した!的な印象を抱かせたかったのでしょうか。映画のターミネーターのようなお話ですね。

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