ブラックナイト衛星の謎!現在は?デブリや宇宙船の一部、UFO説などまとめ!

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インターネット普及前から、人類を不思議のワクワクで楽しませてくれたとある存在があります!

それは、ブラックナイト衛星(ブラックナイトサテライトとも)です!

初めて不思議物体だと認知されたのは、1954年のことです!まだ人類が人工衛星の打ち上げにも成功していない段階です…

では、ブラックナイト衛星の不思議と、囁かれている説について解説していきましょう!

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ブラックナイト衛星とは?

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引用元:NASA

ブラックナイト衛星の画像がこちら!

最も有名なのは、1998年のNASAの国際宇宙ステーション建設計画(STS088)でエンデバー号による撮影記録でしょうね!

みなさんもこれらの写真を一度は見たことがあるのではないでしょうか?

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引用元:NASA

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引用元:NASA

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引用元:NASA

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引用元:NASA

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引用元:NASA

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引用元:NASA

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これらの写真には、ひとつ逸話があるんです!

NASAはエンデバー号の記録を公開していく中で、ブラックナイト衛星と思われるものが写った写真を一度削除しているのです。その後すぐに、「スペースデブリ」というメモ書きをつけて再投稿しているんです。

このNASAの行動に都市伝説マニアは歓喜します!UFOや未知の物体でなければ、削除の後に再投稿なんて行動をするはずがないと考えているからです。

NASAの記録でいくつかあるブラックナイト衛星と思われる部分を拡大してみました!

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引用元:NASA

すべて同じ物体を撮影したものです!

しかし、形がかなり違って見えるので一部の都市伝説マニアからは「トランスフォームしている」「造形の複雑さから宇宙人が作ったものに違いない」などの声が上がっています!

NASAの写真の記録はこちらで検索することが出来ますよ!
下記のNASAの画像IDにNASAの公式ページの元画像をリンクしています。高画質ですので是非自分の目で確かめてみてください!
STS088-724-65
STS088-724-66
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ブラックナイト衛星の初めての発見は1954年!

ブラックナイト衛星についての初めての発表は、1954年、ミズーリ州の主要新聞「セントルイスポストディスパッチ」とサンフランシスコの新聞「サンフランシスコ・エグザミナー」での報道でした。

その2紙が、「アメリカ空軍が地球の上空を2台の衛星が飛んでいる」という報告をしたのです!ちょうどアメリカとソビエト連邦で宇宙開発を競っている時代のことですね。お互いに、秘密裏に衛星を飛ばしたのでは?と疑いあっていたそうです!

しかし不思議なのは、この当時はどの国も人工衛星の打ち上げに成功していなかったのです!
ちなみに、人類初の人工衛星は1957年のソビエト連邦が発射した「スプートニク1号」です!

1960年にもアメリカ海軍も遭遇?

ソビエト連邦に遅れを取ること3ヶ月、アメリカは1958年にエクスプローラー1号で人工衛星の発射に成功します。

その後、1960年に衝撃的な報道がありました!アメリカ海軍が敵のスパイ衛星を発見した!という内容です!

敵衛星を捉えるためのレーダーをアメリカ軍が開発したのですが、そこに極軌道付近を周回しているブラックナイト衛星と思われる物体が反応してしまったようなのです。

しかし、ソビエト連邦の衛星ではないとどの国も名乗りをあげなかったそうで、国籍不明の衛星があったことは確かなようです。

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ニコラテスラがブラックナイト衛星の電波を傍受?

宇宙開発競争よりも半世紀前、ニコラテスラが1899年にワイヤレス送電の実験を行っている際に、受信デバイスで信号を傍受したそうです。そして、ニコラテスラは、これを宇宙から来ているものだと説明したそうです。

その後、1920年にもアマチュア無線愛好家が同様の信号を受信したといいます。そして、1928年には、ノルウェーの科学者たちによる宇宙への短波伝送実験の際にも、宇宙からの信号を傍受したと言われています。

上記の話はいずれも、まだ人類が一切宇宙進出していない段階でのエピソードであるため、ブラックナイト衛星の仕業であることを疑われています。

ブラックナイト衛星が周回している軌道と驚きの速度と質量

極軌道、ブラックナイト、軌道

ブラックナイト衛星は、地球の極軌道付近を周回していて、遠点(地球から一番遠ざかるとき)が1728km、近点(地球に一番近づくとき)は216kmだそうです。

地球上空200kmというのは、ギリギリ衛星が周回を保っていられるあたりで、まだ大気があるラインなんです。大気圏突入と言われているのがおよそこのあたり。

ブラックナイト衛星の速度は7~8km/秒だそうです!これは、銃弾の速度よりも速いです!

そして質量はというと、当時の天文学者の計算では10トンほどの衛星だというのです…!この質量規模から、宇宙船の母艦を疑う声もあります!

人類史上初のスプートニク1号が84kg、次点のエクスプローラー1号が13kgです。その異様なまでの質量がわかるかと思います。

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ブラックナイト衛星が現在も解明されていない理由

半世紀にも渡って、人類の謎として名を馳せているブラックナイト衛星ですが、技術の進んだ21世紀でもその謎が解明されていないのはなぜでしょうか?

まず、1番に挙げられるのはブラックナイト衛星の速度ですね。7~8km/秒が早くて調査に行くのが困難という点です。前述の通り、銃弾よりも速く動く物体を追いかけられるか?ということですね。

ブラックナイト衛星は、常に観察・監視されている状態ではないため、その軌道が明確ではないということです。捜索に行くにしても、事前に地上での観察が重要になりそうですね。

また、宇宙での捜索をするにしても、ご存知の通り、スペースシャトルの発射費用は莫大な金額になります。費用に対しての期待できる結果が得られるか不明なため、私的財産を投げ売って調査に行く人が現れない限り、謎のままである可能性が高いですね。

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スペースデブリ説:宇宙船の一部やゴミが浮遊?

スペースデブリとは、端的にいえば宇宙のゴミです。実態は、老朽化して廃棄された人工衛星や、宇宙での活動の際に宇宙飛行士が落とした工具や部品から、多段発射による切り離された装置や本体の一部など様々です。

現在、宇宙には1億5千万個以上のスペースデブリがあり、1m以上のものでも5000個はあるといいます。

ただ、1954年にアメリカ空軍によって発見されたものがブラックナイト衛星であるとすれば、人類が宇宙にゴミを散乱させる以前の話なので、その場合は否定される説ですね!

隕石説:地球軌道に入ってきた隕石が軌道上に?

これについて証明できた人物はまだいませんが、地球方面へやってきた隕石が衝突せずに、軌道に乗ってしまい、漂い続けているという説です。

1960年に発見された国籍不明の衛星の軌道と一致するイメージですよね!

遠点と近点の極端な差があることから、隕石のような直線的なエネルギーが偶然軌道に乗ったのではないかと素人ながらにイメージができました。

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地球外からきた衛星説:宇宙人が地球を監視するための装置?

初めての発見が1954年ですから、戦後まもないタイミングですね。

いつから地球上を漂っているかは定かではありませんが、戦時中は、UFOの目撃例も多かったといいます。地球外の生命体にとっても、争い合う人類の様子を観察する必要があったのでしょうか?

人類の発展を見守っている地球外の存在が、地球上を監督するためにブラックナイト衛星を上空に設置したという説です。

最有力説?:宇宙飛行士が捨てた耐熱ブランケット?「但し…」

この記事の最上部でご紹介したNASAのSTS0088のミッションの際の写真がブラックナイト衛星として有名ですが、こちらは船外活動の際に使用する耐熱ブランケットであるという説も有力です。

そして、船外活動の際に落としてしまったその耐熱ブランケットは、大気圏に突入して撮影の1週間後には燃え尽きてしまったとされています。

STS0088のミッションの際に耐熱ブランケットを落としてしまったという映像がこちら!非常に、ブラックナイト衛星と言われている画像に似ています。

船外活動で落とした耐熱ブランケットを船内から観察しているシーンが映っています!

実際の船外活動がこちら。耐熱ブランケットを宇宙に落としているところが撮影されています。

ブラックナイト衛星について、耐熱ブランケットではないか?と考察している人がいました!
船外活動で使用していた耐熱ブランケットと、NASAが公開している画像を比較している画像がこちら!
かなり詳細が一致しているように見えます。

NASA、ブラックナイト衛星、ブラックナイトサテライト、STS088、STS088-724、スペースデブリ、耐熱ブランケット

引用元:jamesoberg.com

小見出しを「但し…」としているのは、これに関しては、NASAの正体不明な物体が耐熱ブランケットであることの説明でしかなく、1954年・1960年に発見された不明な衛星と一致しているというものではありませんね。

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ブラックナイト衛星の現在は?

1998年のNASAのSTS0088のミッション以降でのブラックナイト衛星の発見報告を探してみました!

2015年撮影のものです。かなりのスピードで動く物体が見えますね。

2018年撮影のものです。月を観察していると黒い物体が横切ったのです!これは、もしやブラックナイト衛星?ということで話題に…

2つの動画の物体のスピードが違うのは、地球からの距離がそれぞれ違うからといいます。

実際の地球からの距離がわからなければ物体の本当の速度はわからないですね。ものすごく遠くであれば、新幹線から見る富士山のように、新幹線の速度に反して比較的ゆっくりと眺めることが出来ますよね。

いずれにしても、その物体がかなりの大きさでなければアマチュアの望遠鏡では確認が難しいのでは、と考察しております。

ブラックナイト衛星は大きくなりすぎた幻?

宇宙飛行士、火星、MARS2020、NASA

1954年からその存在が語られているブラックナイト衛星ですが、人類とブラックナイト衛星との遭遇は毎度突然で、これまで半世紀以上も語られてきた内容は、断片的な話を繋ぎ合わせただけのものですべてがブラックナイト衛星についての話ではない、と主張する人もいます。

確かに、ブラックナイト衛星を連続的に観測している記録や発表はありません。

未確認の不思議な飛行物体を見つけると、常に人々の念頭に浮かんだのがブラックナイト衛星というだけであって、それぞれが本当に別の物体・現象だったのかもしれません。

上でもお話しましたが、ブラックナイト衛星の謎を解明するメリットと資金的余裕のある組織や国はありません。

これからも謎のままであり続けるかもしれませんが、都市伝説ファンとしてはやはり宇宙人の監視船であったり、それを凌駕する不思議であってほしいものですね!

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